2012年5月14日月曜日

ワンピースとの出会い



ワンピースの連載が開始したのは1997年8月のことです。

ドラゴンボールやスラムダンクの連載が終わったことで当時私はジャンプを買っていなかったのですが、BSマンガ夜話というテレビ番組でグレート・チキン・パワーズが、「こないだジャンプで始まった海賊の漫画がめっちゃおもろいんですわ~」と言っていました。

グレチキのことは「なんでこんなにつまらない奴らがテレビに出れるんだろう。しかもお前らがBSマンガ夜話で幽遊白書を語るな!」と大嫌いだったのですが、ジャンプで始まった海賊の漫画というのが気になってしまい読んでみました。

当時の印象としては「この絵はドラゴンボールのパクりじゃないのか?」「なんだか読んでいくリズムに乗れない」と感じたことを覚えています。

自分の周りでジャンプを毎週購入している友達も「読んでるけど普通」という感想でした。グレチキの言うことなんて聞くんじゃなかったと思いました。

それからどのくらい経ってからでしょうか。ワンピースは巷で大流行となっていました。大人になってからは漫画を読まなくなった人々もワンピースだけは読むという甘いものは別腹扱い。日曜の夜に放映していたアニメを見るために帰るという友人もいました。

「読んでるけど普通」と言っていた友達は、「オレはワンピースの連載第一回からドラゴンボールを超える漫画が現れたと思ったね」と手のひらを返したようにワンピース好きとなっており、「伏線が~」「あのシーンが泣ける~」などと言い出すようになっていました。

私は、「嗚呼、また乗り遅れてしまった」と感じました。




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