2012年5月15日火曜日

ワンピース第666話「イエティCOOL BROTHERS」 このセリフいらなくね?ワンピースとジョジョの共通点

今週の週刊少年ジャンプ24号ワンピース第666話「イエティCOOL BROTHERS」ネタバレ含む感想です。

これがMMRだったら悪魔数字の第666話を気にするところですが、今週私が気になったのはこのセリフ。



サンジ(中身はチョッパー)のセリフ「ここはおれ達2人だけだ!」

このセリフ要ります?

おそらく先週号を読み損ねた読者に対しての状況説明。これが冒頭で状況説明のナレーションを入れるんだったらわかります。でも登場人物に言わせてしまうと生きたセリフだと思えない。ナミに対して言ってるんじゃなくて読者に対して言ってるんでしょ?と思ってしまうのです。こういうセリフがあると物語に没頭できないんですよ。


実はこの「読者へ説明するためにキャラがしゃべる」という行為、私がジョジョを好きになれない理由でもあるんです。

ジョジョの奇妙な冒険で多用されているのが、敵の攻撃で主人公がピンチの場面でトドメを刺す前に、

「バカめ!オレの能力は~なんだよ」とネタばらしをしてしまうシーン。そんなこと言ってないで早くトドメを刺せばいいのに…と子供ながらに冷めた目で見ておりました。

論理的じゃないんですよね。キャラクターが生き生きしてないというか作者に操られてる感が出てしまって嫌なんです。

この話をすると「漫画なんだからうるせーこと言うな」って言われるんですが、その漫画だからというハードルの低さが許せない。その発言には「漫画なんて子供が読むものなんだからくだらない」という見下した気持ちが現れているんだと思います。「昭和のPTAか!」って言いたくなりますね。漫画は世界に誇る文化ですよ!



話は戻って今週のワンピースですが、ベガパンクのレーザーを持ってるフランキー(中身はナミ)は生捕りで「後は皆殺しだ」と言いながらその場にいたサンジ(中身やチョッパー)を殺さなかったのはなぜ?

本当に死んでるかどうかは別として、「海賊狩りのゾロ」「泥棒猫」「ソウルキング」を殺したと言うくらいだからフランキー(中身はナミ)を捕まえつつサンジ(中身はチョッパー)を殺すぐらい訳ないはず。しかも見る限り刀を抜く暇すら与えずに倒している。戻ってきたルフィが厄介だったとしてもそれだけの腕があればサンジチョッパーくらい訳無いでしょう。

生きた物語じゃなく、今後の展開のためにサンジの面したチョッパーを残したとしか思えない。作者が意図的に動かしてる感が出てしまっているんですよ。

こんな風に論理的におかしいと思う部分を毎週ケチ付けたくなっちゃうんですよね。これも毎週読みたくなってしまう作戦なのか?

つまり氷菓の千反田える並に「わたし、気になります」ってことは否定できません。




5 件のコメント:

  1. そこまで気になさるのでしたら、漫画家にでもなったら如何ですか?そんな事言ったら全部の漫画突っ込み所満載ですよ。

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    1. でた、典型的信者の難癖。
      なにが「そこまで」なの?
      お前らってすぐそういう「だったら漫画描いてみろ!」って言い出すよね。

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  2. そうよそうよワンピ信者のいう通りよ
    ワンピースは全部の漫画が突っ込み所満載、
    セリフまわしが解説臭いから面白くないんじゃなのよ
    信者のコメント含めてワンピースは全部が面白くないのよう

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  3. ロックスコッチ
    ロックス?
    でかい麦わら帽子被ってる?マリージョアで描かれていた麦わら帽子が連想されます。
    この二人がロックスに関わる重要人物なら、腕はそうとうなはずです。

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    1. ↑追記
      作者の意図的ではなく、ロック、スコッチの意 図だと思います。

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