2012年5月15日火曜日

ゾロはなぜ三刀流なの?

ワンピースですごく疑問なのがゾロが三刀流であること。



両手に太刀を持ち、口にも太刀を咥える三刀流。


現実の世界では二刀流よりも一刀流の方が強いとされています。日本刀は重く、西洋の剣に比べ叩くよりも斬るためのものとされます。いくら豪腕を持ってしても二刀では斬る威力は半減してしまいます。

二刀流だとしても一本は脇差や小太刀など短い刀を持つのが普通です。でもゾロは両手とも太刀であり、口に咥えているのも太刀です。


常識的には考えられないのですが、ワンピースの世界ではアリなんでしょうか。ではなぜアリなのかを表現して欲しいなと思います。


二刀流で敵を倒した描写として秀逸だと思うのは修羅の刻6巻にて宮本武蔵の養子である宮本伊織が太刀で上段を受け止めそれと同時に脇差で胴をないだシーン。二刀であることの意義が描かれた場面でした。


ゾロを三刀流にしたいのであれば口に咥えた三刀目を用いてどう敵を倒したかを描いて欲しい。ワンピースでの描写って技の名前を叫んでその次はふっ飛ばされた敵と切り終わったゾロ、そして「ドーン」って感じで「ドリランドの戦闘か!」ってツッコミたくなるんですよ。そこ描けよと。




尾田栄一郎氏は様々な構図で止め絵を描いて評価を得ていますが動きを描くのが苦手な印象です。

漫画家としてもう一回り成長して欲しいですね。




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