2012年5月30日水曜日

ワンピース展に行ってきた感想 意外につまらなくなかった

ワンピース厨の友人に連れられて六本木ヒルズのワンピース展に行って参りました。



率直な感想としては行ってよかった。

ワンピースの名シーンを繋ぎ合わせた映像作品があるのですが、それを見るとワンピースって面白いなって思えます。

アニメではなく漫画を動かした映像作品です。


つまり、ワンピースの話そのものは基本面白いんだと思うんですよ。ファンの人たちには現状が魅力的だとしても直すところを直せばもっともっと面白くなると思う。

ネームの段階で絵の構図だったり描き込みだったりセリフの量だったり『省略』することを覚えれば絶対面白くなる。これって編集の仕事だと思うんだけど新人時代にもっと指導しときゃよかったのに。

ワンピースの初代編集者は浅田貴典という方らしいんですが、この浅田氏はブリーチやアイシールド21などを立ちあげてジャンプスクエアに異動、その後週刊少年ジャンプに戻ってきて副編集長に昇進した様子。この人と合わないかも。この人の関わってる作品どれも好きじゃない。




さて、ワンピース展での見所は何といっても生原稿が飾ってあること。

館内の写真が撮れないのが残念ですが、生原稿はやっぱりいいですね。何が描いてあるかわからないってことも生原稿だとあまり無い。でも読者はジャンプ紙面の荒い印刷で読むわけだからそれを想定して描いて欲しいですけどね。尾田栄一郎はジャンプ読まないみたいだから。

あとは仕事机の再現と、尾田栄一郎がルフィとチョッパーを描く映像。

Bの鉛筆をを使って下描き。練り消しで消してもう一度下描き。下描きはとてもラフな状態でペン入れ。その後、COPIC(コピック)で着色。この映像は一見の価値アリ。


その後は別フロアでグッズが買えるんですが、これがまた大混雑。ちなみにクレジットカードは使えません。みんなめちゃめちゃ色々買ってた。


総評としてはワンピース展はつまんなくなかった。ワンピースのどこがつまらないのか、どうしたら面白くなるのかが更に実感できた一日でした。

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